救急医療支援サービス
ドクターカー
運行サービス
救急救命士もしくは救急医療補助者が初療室業務を行いながら、要請時にドクターカーや病院救急車のドライバー業務を担い、救急医療現場体制の質の向上に貢献します。
01
緊急車両の安全走行スキル
配属前に緊急走行訓練を受け、高度な運転技能と安全確保手法を習得した者が任務に携わります。その指導には、在籍する知識と経験豊富な消防OBが行い、最大限の安全確保と運転行動の要求にこたえます。
02
初療現場での他職種との協働
乗務スタッフは実際の現場の特殊性や救急利用知識を有するので、消防指令室との連絡調整から、時間管理、各種説明等、他職種と連携し、円滑な現場活動に貢献します。
03
効率的な運行体制
車両の出動待機中は、“ 救急医療補助 “として、資機材の点検・補充をはじめとする初療室診療支援業務を行います。これにより、出動件数を気にせずに、運行体制を整えることができます。
ドクターカー活用にこのような課題はありませんか?
- 常駐する専属ドライバーの待機時間が多い
- 医師一人ではできない処置の発生もあるが、出動させる人員の余裕がない
- 同乗スタッフに医療機器の取扱い知識や経験が乏しいため、医師に多くの負担がかかる
- 搬送後に病院で行われる手順の理解がなく、連携がうまくいかない
- タクシー会社にドライバーの委託をしているが、到着までに時間がかかる
- 車両点検や積載医療資器材等の維持管理が重荷になっている
救急医療の現場では、突然の心停止や交通事故など一刻を争うケースが数多く存在します。
特に重症患者においては、現場での救命処置開始時間のわずかな遅れが致命的な遅れにつながる可能性が高く、初期処置を行うことができれば重篤な後遺症を回避できるケースも多々あることから、迅速且つ適切な救命活動が求められています。
こうした状況に対応するためには、患者の状態をイメージできる情報の迅速な収集と伝達、医療機関と消防組織との組織的な連携、そういった救急司令情報と情報網の改善を含めたプレホスピタルケアの充実や、医療従事者を迅速に向かわせる出動システムの整備が必要不可欠です。
さらに他の医療分野と同様、救急医療においても、医療の質の向上、高度化、複雑化に伴う業務量の増大に対処することが急務となっており、高い専門性を持つ多種多様なスタッフが目的を共有し、業務の分担、あるいは連携・補完をしあいながら的確な医療を提供するといった“チーム医療”の推進が望まれています。
フィルタスのスタッフは、救急初療現場で協働するために必要な情報・用語の共有や診療補助業務を行うスキルを保有しているので、資器材や車両のメンテナンスから医師・看護師のサポートまで、ドクターカー運行のすべてを担うことができ、他職種とともに、状況に応じた対応で救急現場と医療の連携を円滑にします。
ドクターカー運行業務項目例
フィルタスでは、救急救命士や救急医療補助者が民間企業や行政機関で培った経験を活かし、救急現場の医師・看護師がより良い環境で活躍できるよう多方面からバックアップします。また、普段から初療室補助業務を行うことで、医師や看護師と顔の見える関係と相互理解が生まれるため、ドクターカーチームとしての一体感も深まり、よりスムーズな連携が実現します。
要請が無い待機時には、初療室で診療の補助業務実施。
病院が要請を受けると、資器材を持って速やかに出動します。
緊急走行にて現場へ急行する。ドライバー及び調整員が連携。
蘇生現場等における時間管理等の各種サポートで救命率向上に貢献。
対応車両
普通乗用車タイプからバンタイプの救急車、車内での集中治療が可能なトラックベースの車両まで各種対応可能です。