Category:
手術・麻酔
Answer:
審査はおそらく、手術材料にケージ(椎体固定用人工骨)があるかどうかを見ています。
「後方椎体固定」は椎体間の椎間板(髄核)を摘出し、上下の椎体を固定するために自家骨(腸骨から採取するか、脊椎手術で切除した局所骨)を詰めたケージを椎体間に挿入します。「後側方固定」も併せて行います。ほとんどの場合はケージを使用しますが、稀に自家骨のみで椎体間を固定する場合もあります。
「後方椎体固定」を算定し、「後側方固定」用の手術材料(スクリュー、ロッド等)のみ算定されておりケージの算定がない場合に、返戻で問い合わせる審査が起こりやすいです。
自家骨のみで椎体間を固定した場合はあらかじめ説明をつけて算定を行ってください。